気象による農作物被害を防ぎましょう

農業はいつも天気との関係で成り立っています。

天気が悪い時に農作物に悪い影響があるのはもちろんですが、晴れだから良いとも限らないのが農業の難しいところです。

気象予報士で農業向けの事業を行う企業勤務の経験と感度で農業に被害を与える天気の情報をご提供します。

最近の気象による農作物被害・作柄

りんごにナミハダニ 県下全域で確認 多発懸念の際は特別散布を 岩手県|JAcom 農業協同組合新聞

りんごにナミハダニ 県下全域で確認 多発懸念の際は特別散布を 岩手県 2022年5月9日

ムギ類に赤かび病 県内全域で確認 愛知県|JAcom 農業協同組合新聞

ムギ類に赤かび病 県内全域で確認 愛知県 2022年5月9日

 

2022(令和4)年産水稲 全国平年収量10a536kg 前年産1kg増2022年3月17日

 

農林水産省は3月16日、2022(令和4)年産水稲の10a当たり平年収量を発表した。

 

「水稲の作柄に関する委員会」の意見を踏まえて決定した。

平年収量は、その年に予想される10a当たり収量。気象の推移や、低温、日照不足など気象被害の発生を平年並みとみなし、実際の収量の趨勢をもとに作成される。作柄の良否を表す作況指数の基準となる。

2022(令和4)年産米の「1.7ミリのふるい目幅」での全国10a当たり平年収量は、前年産より1kg増加し536kgとなった。

北海道は+4kgで556kg、青森県は+1kgで603kg、埼玉県は+2kgで494kg、長崎県は+3kgで485kgとなった。前年産にくらべて引き下げとなった県はない。

「1.7ミリのふるい目幅」は全国の統一基準。農水省は平成27年産から生産現場の米の生産・流通実態をふまえて1.8ミリや1.85ミリなど「多くの農家が使用しているふるい目幅」での平年収量を公表している。

それによると10a当たり平年収量は全国で512kgとなる。多くの農家が使用しているふるい目幅は1.8ミリ、1.85ミリ、1.9ミリの3つで県ごとに異なる。

作柄表示地帯別10a当たり平年収量は6月末をめどに決定する。

 

 積雪深2倍でもハウス倒壊大幅減 LINE注意喚起奏功、131件→2件 秋田市

2/15(火) 10:30配信

 

日本農業新聞

 

積雪深が平年の2倍以上を記録した秋田市では今冬、雪によるハウスの倒壊が、昨冬の131件から2件(14日現在)まで減少した。昨冬の被害を教訓に農家が事前準備をしたことや、JA秋田なまはげによるLINEでの注意喚起などが奏功した。連日、降雪しなかったことも被害軽減につながった。農家は「誰もがハウス倒壊という経験を繰り返さないように気を付けたからだ」とみる。

 

 

令和3年産水稲の作付面積及び10月25日現在の予想収穫量

 ― 予想収穫量(主食用)は700万7,000t の見込み ―

調査結果の概要

令和3年産水稲の作付面積(子実用)は140万3,000haで、前年産に比べ5万9,000ha減少した。うち主食用作付面積は130万3,000haで、前年産に比べ6万3,000ha減少した。

全国の10a当たり予想収量は539kgが見込まれる。

以上の結果、予想収穫量(子実用)は756万3,000tで、前年産に比べ20万tの減少が見込まれる。このうち、主食用の予想収穫量は700万7,000tで、前年産に比べ21万9,000tの減少が見込まれる。

なお、農家等が使用しているふるい目幅ベースの全国の作況指数は101となる見込み

令和3年産水稲の作付面積及び予想収穫量(9月25日現在)

9月25日現在における水稲の作柄は、6月下旬から7月上旬の日照不足、8月中旬 からの低温、日照不足等の影響がみられる地域がある一方で、北海道及び東北におい ては、全もみ数が平年以上に確保され、登熟も順調に推移していると見込まれること から、全国の10a当たり予想収量は539kgとなった。また、農家等が使用しているふる い目幅ベースの全国の作況指数は100が見込まれる。

https://www.maff.go.jp/j/tokei/kekka_gaiyou/sakumotu/sakkyou_kome/suiriku/r3/yosou/index.html

 

 

野菜の高騰止まらず…“異常気象”が色々影響か

http://www.khb-tv.co.jp/news2/annNews/000228872.html

 

高値続く野菜 長雨、ひょうに…台風が追い打ちか

2021年9月6日の降ひょうでレタス産地長野県川上村が大きな被害に遭いました。

 

大雨被害で産地に徒労感 「大豆」収入なし、「麦」の追加経費重く 九州北部

https://www.agrinews.co.jp/society/index/25222

  

長雨で農業被害2.3億円(高知県):日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO75083540U1A820C2LA0000/

 

西日本新聞: 長雨で日照時間8~9割減…生育遅れる農作物 出荷減り価格高騰.

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/787771/

2021年8月11日から1週間続いた豪雨、大雨、長雨は西日本の農作物に大きな被害を出しました。

 

記録的な高温・少雨 豆やジャガイモなど北海道の農作物に被害

2021年7月から8月にかけ北海道では記録的高温少雨に見舞われ、深刻な旱魃被害が発生しました。

 

47NEWS: 農業被害2億600万円 降ひょうなどで6市町 栃木県発表.

https://www.47news.jp/localnews/6524519.html

 

秋田魁新報: 降ひょうや突風などで農作物に被害、横手.

https://www.sakigake.jp/news/article/20210617AK0001/

Yahoo!ニュース: 福島県内天気が急変 ひょうの被害も(福島中央テレビ).

6月14日〜15日東北地方で降雹による被害が発生しました。

 

産経ニュース: 降霜害で見舞金、群馬・高崎市.

https://www.sankei.com/life/news/210521/lif2105210053-n1.html

今年2021年4月中旬から下旬は東北や関東甲信の山間部で果樹や葉菜などの凍霜害が相次ぎました。

 

秋田魁新報: 葉梨農水副大臣、横手市視察 大雪による農業被害を確認.

https://www.sakigake.jp/news/article/20210124AK0024/

今年2021年は1月中旬ごろまではラニーニャ現象の影響と見られる大雪で秋田や新潟のような元々雪の多い地域でも被害が出ました。

 

毎日新聞: 水稲にウンカ被害 高温少雨で増殖 大分県・指導センター「防除の徹底を」 - 毎日新聞.

https://mainichi.jp/articles/20200912/k00/00m/040/055000c

昨年2020年8月〜9月にかけては、長引いた梅雨の影響で中国大陸からウンカ類の多飛来となり、増殖したトビイロウンカが西日本の水稲に大きな被害をもたらしました。

  

気象による農業被害発生原因と対策

2021年4月:東北南部・関東甲信で発生した凍霜害の発生原因と対策

Powr.io content is not displayed due to your current cookie settings. Click on the cookie policy (functional and marketing) to agree to the Powr.io cookie policy and view the content. You can find out more about this in the Powr.io privacy policy.

2021年7月:飛来性害虫の動向

Powr.io content is not displayed due to your current cookie settings. Click on the cookie policy (functional and marketing) to agree to the Powr.io cookie policy and view the content. You can find out more about this in the Powr.io privacy policy.

2021年7月:北日本高温少雨による北海道干ばつ害

Powr.io content is not displayed due to your current cookie settings. Click on the cookie policy (functional and marketing) to agree to the Powr.io cookie policy and view the content. You can find out more about this in the Powr.io privacy policy.

長期予報情報

3か月予報(5月~7月)

     
全国 3か月予報(05月~07月)
2022年04月19日14時00分 気象庁 発表
05月~07月 気温 平均気温は、北・東・西日本で高い確率50%です。
05月 天候 北日本では、天気は数日の周期で変わるでしょう。東・西日本では、天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。沖縄・奄美では、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。
気温 気温は、北・東・西日本で高い確率50%です。
06月 天候 北日本と東日本日本海側では、期間の前半は、天気は数日の周期で変わるでしょう。期間の後半は、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。東日本太平洋側では、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。西日本では、平年に比べ曇りや雨の日が多いでしょう。沖縄・奄美では、平年に比べ曇りや雨の日が少ないでしょう。
気温 気温は、全国で平年並または高い確率ともに40%です。
降水量 降水量は、西日本で平年並または多い確率ともに40%、沖縄・奄美で平年並または少ない確率ともに40%です。
07月 天候 北日本と東日本日本海側では、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。東日本太平洋側と西日本では、期間の前半は、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。期間の後半は、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。沖縄・奄美では、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。
気温 気温は、北・東・西日本で平年並または高い確率ともに40%です。
       
気温、降水量の各階級の確率(%)
気温 北日本 05月~07月
20
30
50
05月
20
30
50
06月
20
40
40
07月
20
40
40
東日本 05月~07月
20
30
50
05月
20
30
50
06月
20
40
40
07月
20
40
40
西日本 05月~07月
20
30
50
05月
20
30
50
06月
20
40
40
07月
20
40
40
沖縄・奄美 05月~07月
30
30
40
05月
30
30
40
06月
20
40
40
07月
30
40
30
降水量 北日本日本海側 05月~07月
30
40
30
05月
30
40
30
06月
30
40
30
07月
30
40
30
北日本太平洋側 05月~07月
30
40
30
05月
30
40
30
06月
30
40
30
07月
30
40
30
東日本日本海側 05月~07月
30
30
40
05月
30
40
30
06月
30
30
40
07月
30
40
30
東日本太平洋側 05月~07月
30
30
40
05月
30
30
40
06月
30
30
40
07月
40
30
30
西日本日本海側 05月~07月
30
30
40
05月
30
30
40
06月
20
40
40
07月
40
30
30
西日本太平洋側 05月~07月
30
30
40
05月
30
30
40
06月
20
40
40
07月
40
30
30
沖縄・奄美 05月~07月
30
40
30
05月
30
30
40
06月
40
40
20
07月
30
30
40
低い(少ない)
平年並
高い(多い)
次回発表予定等
次回は2022年05月24日(火)14時00分に発表予定
なお、5月の予報については、新しい資料による次回以降の1か月予報を適宜ご利用ください。  また、新しい予測資料を踏まえ暖候期の天候について検討しましたが、2月25日に発表した暖候期予報の夏(6~8月)の気温、降水量に変更はありません。梅雨の時期の降水量については、この3か月予報をご利用ください。
Powr.io content is not displayed due to your current cookie settings. Click on the cookie policy (functional and marketing) to agree to the Powr.io cookie policy and view the content. You can find out more about this in the Powr.io privacy policy.

 

全国 3か月予報(04月~06月)
2022年03月25日14時00分 気象庁 発表
04月~06月 気温 平均気温は、北・東日本で高い確率50%、西日本で平年並または高い確率ともに40%です。
04月 天候 北・東日本日本海側では、天気は数日の周期で変わるでしょう。北・東日本太平洋側と西日本では、天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。沖縄・奄美では、天気は数日の周期で変わりますが、平年に比べ曇りや雨の日が少ないでしょう。
気温 気温は、北日本で高い確率50%、東日本で平年並または高い確率ともに40%です。
降水量 降水量は、沖縄・奄美で平年並または少ない確率ともに40%です。
05月 天候 北日本では、天気は数日の周期で変わるでしょう。東・西日本では、天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。沖縄・奄美では、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。
気温 気温は、北・東・西日本で平年並または高い確率ともに40%です。
06月 天候 北日本と東日本日本海側では、期間の前半は、天気は数日の周期で変わるでしょう。期間の後半は、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。東日本太平洋側、西日本、沖縄・奄美では、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。
気温 気温は、全国で平年並または高い確率ともに40%です。

 

      エルニーニョ監視速報(No.354)について

2022年2月の実況と2022年3月〜2022年9月の見通し

報道発表日 令和4年3月10日

概要

 

  • ラニーニャ現象が続いているとみられる。
  • 今後、春の間にラニーニャ現象が終息し、平常の状態になる可能性もある(40%)が、ラニーニャ現象が続く可能性の方がより高い(60%)。
  • その後、夏は平常の状態になる可能性が高い(70%)
 
全国 3か月予報(03月~05月)
2022年02月25日14時00分 気象庁 発表
03月~05月 気温 平均気温は、北日本で高い確率50%、東日本で平年並または高い確率ともに40%、沖縄・奄美で平年並または低い確率ともに40%です。
降水量 降水量は、沖縄・奄美で平年並または少ない確率ともに40%です。
03月 天候 北日本日本海側では、平年に比べ曇りや雪または雨の日が少ないでしょう。東日本日本海側では、天気は数日の周期で変わりますが、平年に比べ曇りや雨または雪の日が少ないでしょう。西日本日本海側では、天気は数日の周期で変わるでしょう。北日本太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。東・西日本太平洋側では、天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。沖縄・奄美では、天気は数日の周期で変わりますが、平年に比べ曇りや雨の日が少ないでしょう。
気温 気温は、北日本で高い確率50%、東日本で平年並または高い確率ともに40%です。
降水量 降水量は、北・東日本日本海側と沖縄・奄美で平年並または少ない確率ともに40%です。
04月 天候 北・東日本日本海側では、天気は数日の周期で変わるでしょう。北・東日本太平洋側と西日本では、天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。沖縄・奄美では、天気は数日の周期で変わりますが、平年に比べ曇りや雨の日が少ないでしょう。
気温 気温は、北日本で高い確率50%、東日本で平年並または高い確率ともに40%、沖縄・奄美で平年並または低い確率ともに40%です。
降水量 降水量は、沖縄・奄美で平年並または少ない確率ともに40%です。
05月 天候 北日本では、天気は数日の周期で変わるでしょう。東・西日本では、天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。沖縄・奄美では、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。
気温 気温は、北・東・西日本で平年並または高い確率ともに40%です。

 

全国 暖候期予報(06月~08月)
2022年02月25日14時00分 気象庁 発表
夏 06月~08月 天候 北・東・西日本では、6月から7月は平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。その後は、北日本では天気は数日の周期で変わり、東・西日本では平年と同様に晴れの日が多いでしょう。沖縄・奄美では、5月から6月は平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。その後は、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。
気温 平均気温は、北・東・西日本で高い確率50%、沖縄・奄美で平年並または高い確率ともに40%です。

 

 

 

 

エルニーニョ監視速報(No.353)について

2022年1月の実況と2022年2月〜2022年8月の見通し

報道発表日 令和4年2月10日

概要

 

  • ラニーニャ現象が続いているとみられる。
  • 今後、春の間にラニーニャ現象が終息し、平常の状態になる可能性が高い(70%)。

 

本文

1月の太平洋赤道域の海洋と大気の状態はラニーニャ現象時の特徴を示しており、ラニーニャ現象が続いているとみられます。
今後、春の間にラニーニャ現象が終息し、平常の状態になる可能性が高い(70%)と予測しています。

以上を内容とする「エルニーニョ監視速報(No.353)」を本日14時に発表しました。

 

 2022年1月25日発表 気象庁3か月(2月~4月)予報

全国 3か月予報(02月~04月)
2022年01月25日14時00分 気象庁 発表
02月~04月 気温 平均気温は、北日本で高い確率50%、沖縄・奄美で平年並または低い確率ともに40%です。
降水量 降水量は、西日本太平洋側と沖縄・奄美で平年並または少ない確率ともに40%です。
02月 天候 北日本日本海側では、平年と同様に曇りや雪の日が多いでしょう。東・西日本日本海側では、平年と同様に曇りや雪または雨の日が多いでしょう。北・東・西日本太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。沖縄・奄美では、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。
気温 気温は、西日本と沖縄・奄美で平年並または低い確率ともに40%です。
03月 天候 北日本日本海側では、平年に比べ曇りや雪または雨の日が少ないでしょう。北日本太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。東日本日本海側では、天気は数日の周期で変わりますが、平年に比べ曇りや雨または雪の日が少ないでしょう。東・西日本太平洋側では、天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。西日本日本海側では、天気は数日の周期で変わるでしょう。沖縄・奄美では、天気は数日の周期で変わり、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。
気温 気温は、北日本で高い確率50%、東日本で平年並または高い確率ともに40%、沖縄・奄美で平年並または低い確率ともに40%です。
降水量 降水量は、北日本日本海側で平年並または少ない確率ともに40%です。
04月 天候 北・東日本日本海側と沖縄・奄美では、天気は数日の周期で変わるでしょう。北・東日本太平洋側と西日本では、天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。
気温 気温は、北日本で平年並または高い確率ともに40%です。

 

エルニーニョ監視速報(No.352)について

2021年12月の実況と2022年1月〜2022年7月の見通し

報道発表日

令和4年1月11日

概要

 ラニーニャ現象が続いているとみられる。

  • 今後、冬の終わりまではラニーニャ現象が続く可能性が高い(80%)。
  • 春の間にラニーニャ現象が終息し平常の状態になる可能性が高い(80%)。

 

https://www.jma.go.jp/jma/press/2201/11a/elnino202201.html

 

 

 

ラニーニャ現象が発生、干ばつやハリケーンに影響 米海洋大気局

https://www.google.com/amp/s/www.cnn.co.jp/amp/article/35178120.html

 

 

 

エルニーニョ監視速報(No.349)について

2021年9月の実況と2021年10月〜2022年4月の見通し

報道発表日

令和3年10月11日

概要

 

  • エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態と見られるが、ラニーニャ現象時の特徴に近づきつつある。
  • 今後、秋から冬にかけて平常の状態が続く可能性もある(40%)が、ラニーニャ現象が発生する可能性の方がより高い(60%)。

 

ラニーニャ現象、数カ月以内に発生 冬季継続へ=米気象局

https://jp.mobile.reuters.com/article/amp/idJPKBN2G609Q

[9日 ロイター] - 米国立気象局(NWS)の気象予報センターは月例予報を発表し、今後数カ月間にラニーニャ現象(東太平洋赤道付近で海面温度が低下する現象)が発生する可能性が高いとの予想を示した。