週明け東日本に台風・熱帯低気圧影響か

24日予想天気図・2週間気温予報・分布図出典:気象庁ホームページ


予想天気図には小笠原付近に熱帯低気圧の発生が示されています。

この熱帯低気圧は週明けの東日本の天気に大きな影響を与える可能性が高くなっています。

現在日本海に中心を持つ太平洋高気圧の切れはしと日本のはるか東に中心を持つ太平洋高気圧本体の間を進むか、日本海の高気圧に行く手を阻まれ西日本方面に影響するか今後の動向に要注意です。


日本付近の海面水温は太平洋高気圧の影響で北日本や日本海まで、台風が発達する条件である28℃以上となっており、台風が近づいた場合には勢力が衰えない事が考えられます。


また、2週間気温予報で7月30日〜8月5日に全国的に日本海側でかなりの高温予報が出ています。

これは、熱帯低気圧が日本海方面に進むか、そうでなくても太平洋高気圧の縁に沿って流れ込む暖かく湿った空気の影響でフェーン現象が発生するのを示唆しているとみられます。


現在日本海の高気圧と太平洋高気圧本体の間にある気圧の谷に寒気が入って大気の状態が不安定となっており、本州の山沿いでは雷雨、降雹にも注意が必要です。


今週末は雷雨、降雹、週明けは熱帯低気圧、8月に入ると異常高温と天気から目が離せません。