雨雲レーダー画像・気象衛星水蒸気画像出典:気象庁ホームページ
今日も西日本には断続的に線状降水帯が発生し、大雨特別警報が出て災害の発生に厳重な警戒が必要です。
今回の秋雨前線に伴う豪雨ですが、17日頃から上空に寒気を伴った気圧の谷が西から移動し、太平洋高気圧が勢力を増すために、北陸から東北に拡大してゆく見込みです。
豪雨のメカニズムの一つとして「大気の川」という研究結果が発表されました。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20210813-OYT1T50209/
従来も暖かく湿った空気が流れ込む様子を「湿舌」という言葉で表現されていましたが、今回のように豪雨をもたらす水蒸気の流れは、インド洋〜インドシナ半島〜南シナ海〜東シナ海〜日本列島〜日本の東海上を数千キロに渡って流れる正に大量の水を湛える川のようです。
この川の流れの真っ只中にある日本列島で災害防止に最大級の警戒をしてください。
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