天気回復遅れる見込み

雨雲レーダー画像・天気図・予想天気図出典:気象庁ホームページ


今日も西日本には発達した雨雲がかかり大雨に厳重な警戒が必要です。


15日の予報までは現在西日本にある低気圧は東北地方に進み、オホーツク海高気圧と太平洋高気圧の間の太平洋に進む見込みでしたが、オホーツク海高気圧が南に移動し、太平洋高気圧との間の気圧の谷が消滅しつつあり、低気圧は日本海から樺太方面に向かう見込みです。


また、この低気圧の上空にある寒気を伴う気圧の谷は分断されて一部が黄海付近に残る予想です。

今回の大雨は20日頃には太平洋高気圧が西に張り出して解消する見込みでしたが、オホーツク海高気圧と太平洋高気圧が一体となって日本の北東海上から南西方向に張り出すために黄海付近の上空の寒冷渦の影響が残り、西日本の天気の回復は23日頃まで遅れる見込みです。


北日本は低気圧の直撃をまぬがれ、大雨とはならない見込みとなりましたが、一昨日までヤマセによる低温に当たり、さらに雨の影響で水稲では出穂2週間までの地域で穂いもちの発生に要注意です。