気象庁より9月から11月の3か月予報が発表になっています。
ウェザーマップの片山氏はこの秋の予報に関し、ラニーニャもどきによる台風への警戒を予想しています。
この予想では、エルニーニョ監視速報の結果から太平洋の海面水温がラニーニャ現象に近い状態で推移すると見ていますが、日本列島に影響を与える秋の台風の発生源であるフィリピン東海上から西部太平洋の対流活動は不活発で、日本の南海上は太平洋高気圧が西に張り出し、台風が発生しても列島には近づきにくい状況です。
全般的には日本の南海上の太平洋高気圧は秋になっても後退せず、列島に残暑をもたらし、秋雨も例年より遅くまで影響する予想です。
一方北日本は寒気の影響を受けやすくなり、平年並みの秋の訪れとなりそうです。
今のところ全体的な流れとしては、極端な高温や低温、豪雨や旱魃を示唆するデータはないと言えそうです。
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