記事出典:日本経済新聞
農林水産省が8月31日に発表した8月15日時点の2021年産のコメ作柄概況によると、東北6県の作柄の良否は青森が「良」、岩手・山形が「やや良」、秋田・宮城・福島が「平年並み」の見込みだった。
青森は天候に恵まれた日が多く、全国で唯一の「良」。宮城・福島では7月上旬の日照不足が影響した。西日本を中心に台風の被害などで「やや不良」が目立つ中、東北は比較的順調な生育状況となった。
東北地方では8月中下旬に雨や曇りの日が多かった。今回の作柄概況にはその影響はあまり反映されていないもようだ。
9月下旬に実施予定の次回調査で反映されるとみられる。
21年8月の調査では実測調査を行わず、気象データなどを基に予測した。作況指数や作付面積については次回以降に公表される予定だ。
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