1か月予報(3/12〜4/11)

天気図・天気分布予想図・予想天気図・19日21時850hpa/地上予想図・22日21時850hpa/地上予想図(加工)出典:気象庁ホームページ


今日は北海道の東に低気圧があって北海道では雪となっているところが多くなっていますが本州より南では晴れて気温が上がっています。

積雪の多いところでは融雪や落雪に注意してください。


明日13日には日本海に低気圧や前線が進んで、東北地方や九州から天気が崩れてくる見込みです。

北日本では17日にかけて冬型の気圧配置となり雪や雨となる見込みで、東日本から西日本では15日にかけて天気が崩れる見込みです。

15日から16日は低気圧が発達して北日本では風が強くなる恐れがあります。


その後18日から19日にかけてと21日から22日は深い気圧の谷3/が列島を通過する見込みで、低気圧の発達による雨や雪、強風などに注意が必要です。


10日に気象庁より3月12日から4月11日の1か月予報が発表されています。


1週目の3/12〜3/18は気圧の谷が日本海を通過してゆくために南から暖かい空気が入る西日本から東日本で特に気温が平年よりかなり高くなる予想です。北日本も寒気が入りにくい状態が続くため高めの気温が予想されています。


2週目の3/19〜3/25も19日、22日頃低気圧の通過が見込まれるため天気の崩れる日が多くなりそうですが特に西日本では気温が高くなる予想です。


3週目以降は全国的に移動性の高気圧に覆われる日が多く、全国的にやや高めの気温が予想されています。


1か月を通じた降水量や日照時間は平年並みと予想されています。


いよいよ多くの作物や地域で農繁期に入ってゆきますが、3か月予報や暖候期予報の通り、今年はラニーニャ現象の影響を受け、気温の高い春から夏となる予想となっています。

また夏場の太平洋高気圧やチベット高気圧の北への張り出しが強いと予想されていることから、高温・乾燥への注意が必要な年となりそうです。

雪の多い年は越冬する害虫が多く、夏場の高温・乾燥で更に増殖が盛んになるため、各作物とも害虫の多発に注意が必要になると思われます。