初夏の陽気→前線・台風→寒の戻り

天気図・天気分布予想図:気象庁ホームページより


今日も列島は移動性高気圧に広く覆われて北海道北部で天気が崩れている以外は全国的に晴れています。

南から暖かい空気が入って各地とも気温が上昇し、特に明日は最高気温が25℃以上の夏日となるところが多くなりそうです。


しかし、11日頃からは高気圧の後面に入る西日本から天気が崩れ、12日頃には北から前線が南下し、北日本や東日本でも天気が崩れる見込みです。

この前線の停滞で来週は全国的にぐずついた天気となりそうです。

台風経路図・850hpa/地上予想天気図(加工):気象庁ホームページ


日本のはるか南海上に台風1号が発生しました。

この台風は今後発達しながら北上して、列島の南から東海上を離れて進むものとみられますが、列島に停滞する前線を刺激し、14日から15日にかけて東日本から西日本、16日は北日本で大きく天気が崩れる可能性がありますので注意が必要です。


また14日頃北日本を通過する低気圧の後面には上空の寒気が控えており、特に15日以降は寒の戻りとなる可能性があります。

17日21時の予想天気図では列島の真上を移動性高気圧が覆う見込みで、放射冷却による凍霜害が発生する時の典型的なパターンです。


まだ寒の戻りの可能性があることに注意してください。