台風1号と寒の戻り

天気図・天気分布予想図:気象庁ホームページより


今日も列島は移動性高気圧に広く覆われて全国的に晴れており、南から暖かい空気が入って、最高気温が25℃以上の夏日となるところが多くなりそうです。

予想天気図:気象庁ホームページより


明日には移動性高気圧は東に後退し、明日11日には西日本から徐々に天気が崩れてくる見込みです。

12日には北日本に気圧の谷が近づき、北日本でも天気が崩れてくる見込みです。


台風経路図・気象衛星画像・850hpa/地上予想天気図(加工):気象庁ホームページ


そして今週以降の天気を大きく左右しそうなのが台風1号の発達と進路です。

現在日本のはるか南海上にあって発達しながらゆっくりと北上しています。

列島を直撃する可能性は低いとみられますが、日本の南海上を東に進み、北日本の東海上に進む可能性があります。


列島には12日頃から前線が南下し、13日頃から本州の南岸付近に停滞するとみられ、台風がこの前線を刺激し、14日頃東日本から西日本中心に大きく天気が崩れ、強雨となる可能性が出てきています。


前線の後面には寒気が控えており、15日以降西日本から東日本中心に気温が下がってゆく見込みです。

寒の戻りによる凍霜害が発生しやすい状態になる可能性もありますので、東北から東日本ではこの頃の気温の情報に注意してください。