明日まで高温注意 1か月予報(5/7〜6/6)

天気図・天気分布予想図・予想天気図:気象庁ホームページより


今日は梅雨前線に近い九州や西日本の一部で天気が崩れている他は高気圧圏内で晴れているところが多くなっています。

南から暖かい空気が入って、各地とも日中の気温が上がり、25℃以上の夏日となるところが多くなりそうです。

北海道のオホーツク海側ではフェーン現象が発生し、30℃以上となるところがありそうです。圃場や育苗の水管理に注意してください。


明日にかけては関東の南と北海道付近を低気圧が通過してゆくため、北日本と関東の沿岸部では天気の崩れるところがありそうです。

850hpa/地上予想天気図(加工):気象庁ホームページより


明日の気圧の谷が抜けた後はこの時期としては強い寒気が入り、全国的に気温が下がり、東日本中心に不安定な天気となる見込みです。

1か月予報分布図・850hpa/地上予想天気図(加工):気象庁ホームページより


昨日気象庁より5/7〜6/6の1か月予報が発表されました。


気温については

5/7〜5/13の1週目は南から暖かい空気の入る北日本や西日本、特に北海道はかなり高くなる予想となっています。

寒気の影響を受ける東日本は平年並みの見込みです。

5/14〜5/20の2週目は、北海道ではやや高めの予想ですが、5/16の予想天気図の通り寒気が入りやすく、九州で低くなる予想となっています。

5/21以降は平年並みと予想されています。


今年はラニーニャ現象の影響で梅雨前線の北上が早く、梅雨のような気圧配置が多くなる可能性があり、期間を通じた降水量は北海道を除き全国、特に東日本から西日本で多くなり、日照時間は同様に少ないと予想されています。

これから全国的に水稲では田植え、畑作物では定植、果樹の開花期に入ってゆきますが、梅雨のような天候が早く訪れるところが多くなりそうですので、苗の活着や病害の発生に注意するようにしてください。