梅雨入りの行方②

天気図・天気分布予想図・予想天気図・アメダス気温分布図:気象庁ホームページより


昨日まで梅雨前線や低気圧の影響を受けていた関東含め、今日は全国的に高気圧に覆われて晴れています。


上空には寒気が入っており、放射冷却も加わって全国的に内陸部や山間部では未明の最低気温が5℃以下まで下がったところもありました。

果樹などでは念のため遅霜の被害がないか確認するようにしてください。


明日は北海道には気圧の谷が近づき、天気の崩れるところがありそうですが、それ以外は晴れるところが多く、日中の気温も25℃以上の夏日となるところが多くなりそうです。

2週間気温予報・850hpa/地上予想天気図:気象庁ホームページより


この後も列島は全般的にしばらく高気圧に覆われる期間が続く見込みですが、26日頃からは梅雨前線が西から北上し、低気圧が通過してゆく見込みで、西日本から東日本では梅雨入りの足音が聞こえてくるかもしれません。


ラニーニャ現象の影響で、全般に季節が早めに進む傾向がありますので、作期前半は病害、後半は高温、暑い夏となって虫害や干ばつ、高温障害などに注意が必要となる可能性があります。