危険な梅雨の兆候

天気図・天気分布予想図・予想天気図:気象庁ホームページより


今日は列島の南海上を低気圧が進んでおり、西日本から東日本の太平洋側で雨の降っているところが多くなっています。


明日は低気圧が日本の東海上を北上するため北日本の太平洋側中心に雨の降るところが多くなりそうです。

アメダス24時間降水量分布図:気象庁ホームページより


北海道ではしばらく雨が降っていませんでしたが、昨日はようやく恵みの雨となったところが多くなりました。

週間予報解説資料・梅雨入り時期資料・気象衛星画像:気象庁ホームページより


週間予報解説資料では26日頃梅雨前線が北上し、低気圧の通過で西日本から東日本の雨が予想されています。

このタイミングで梅雨入りするかはまだ微妙ですが、今年はどうも前半から大雨となる危険な梅雨となる可能性がありそうです。


気象衛星の水蒸気画像を見ると、ラニーニャ現象の影響で東南アジア方面の対流活動が活発で、そこで発生した大量の水蒸気が気流に乗って梅雨前線に流れ込む大河のような流れが確認できます。

今のうちから大雨に対する備えを行うようにしてください。