26日〜28日寒冷渦に注意 3か月予報(6月〜8月)

天気図・天気分布予想図・予想天気図:気象庁ホームページより


今日は全国的に晴れているところが多くなっていますが、大気の状態が不安定で午後は西日本から東日本ではところどころでにわか雨や雷雨となるところがありそうです。


また明日には上空に強い寒気を伴った低気圧、寒冷渦が日本海方面に入ってくる見込みで、26日は西日本、27日は東日本から北日本、北海道は28日まで局地的な激しい雷雨、突風、ひょうなど激しい気象に注意してください。

3か月予報分布図:気象庁ホームページより


昨日気象庁より6月から8月の3か月予報が発表されました。


全般的にはこれまでの予想通りラニーニャ現象の影響が色濃く、梅雨入りが早いとみられ、6月が全国的に降水量が多くなっているのが大きな特徴です。

7月は西日本、東日本で降水量が少なくなるとみられ、これも梅雨明けが早いことを示唆しています。


期間を通じて全国的に気温が高い予想となっており、梅雨時も梅雨前線がやや北に位置する可能性があり、暖かい空気に覆われて気温が高くなりそうです。

7月も8月も太平洋高気圧に覆われて暑い日が続きそうです。


一つ気になる内容としては、8月に太平洋高気圧の日本の南海上への張り出しがやや弱いとの予想があり、東日本の太平洋側や西日本では湿った空気の影響を受け、降水量が多くなると予想されています。


これが、昨年8月のように東南アジア方面から大量の水蒸気が流れ込んでくるのか、熱帯低気圧の影響を受けるのか、まだ具体的な状況は不明ですが、注意が必要な点です。


各作物共通のポイントとしては、6月は雨の日が多くなりますので、加湿など水管理や、病害の発生に注意、7月は梅雨明けが早く、日射が強く高温となりますので、干ばつや高温障害、害虫の多発に注意が必要になると思われます。

早めの対策をご検討ください。