低温・梅雨入りの行方 1か月予報(6/11〜7/10)

天気図・天気分布予想図・予想天気図:気象庁ホームページより


今日も北日本の上空に寒気の中心があり、その南側にあたる北陸や東海で激しい雷雨となっているところがあります。

午後を中心に全国的に雷、強雨、突風、ひょうなど激しい気象となる可能性がありますので注意してください。


明日は西から梅雨前線が北上し、低気圧が発達しながら列島南岸を通過してゆく見込みです。

西日本から東日本の太平洋側中心に大雨となる可能性がありますので注意が必要です。


この後梅雨前線は列島南岸に停滞する見込みで、11日頃に関東甲信以外の東日本や西日本で梅雨入りする可能性が高そうです。

1か月予報分布図・2週間気温予報・850hpa/地上予想天気図(加工):気象庁ホームページより


昨日気象庁より6/11〜7/10の1か月予報が発表されました。


1週目の6/11〜6/17は、オホーツク海高気圧や寒気の影響を受け、全国的に気温の低い状態が続きますが、2週目の6/18以降は北日本中心に高温に転じると予想されています。


2週間気温予報でも6/17〜21の5日間平均で全国的に高温となる予想です。


6/18の予想天気図を見ると、オホーツク海にあった高気圧が南下し、太平洋高気圧も発達して、低気圧が日本海から北に進んでゆく予想で、列島は全般に南よりの暖かい空気に覆われるとみられます。


2週目以降はこのように太平洋高気圧に覆われる日が多くなるとみられ、1か月を通じた日照時間が西日本から東日本の太平洋側で多くなると予想されています。

降水量は全国平年並みの予想です。


注意すべきポイントは1週目の低温と、2週目高温に転じてゆくことで、生育の状態に充分注意してください。