関東甲信大雨などに注意・17日頃から全国一転高温へ

天気図・天気分布予想図・予想天気図：気象庁ホームページより

西から梅雨前線が北上し、低気圧が発達しながら列島の南岸を通過しており、西日本の太平洋側中心に雨となっています。

北海道も上空の寒気の影響で不安定な天気が続き、雨の降っているところがあります。

これから西日本の雨は東日本に移ってゆきますが、北日本の上空にある寒気の影響を受け、関東甲信では大雨や雷雨、突風やひょうなど激しい気象となる可能性があり、注意情報が発表されています。

北海道でも午後を中心に雷雨となるところがあり、注意が必要です。

明日は低気圧が列島の東海上を進み、北日本では雨となり、東日本も前半は雨が残りますが、西日本では天気が回復する見込みです。

早期天候情報分布図・850hpa/地上予想天気図(加工)・2週間気温予報分布図：気象庁ホームページより

この後15日頃までは列島の南岸に梅雨前線が停滞し、関東甲信以外の東日本や西日本でも梅雨入りする可能性が高く、オホーツク海高気圧や日本海の冷たい高気圧からの気流で全国的に気温の低い状態が続きそうです。

しかし、17日頃から太平洋高気圧の勢力が強まり、低気圧が日本海を北に進むようになるとみられ、南から暖かい空気が入り、各地とも高温に転じてゆく見込みです。

北海道で17日頃から、東北地方で18日頃から気温がかなり高くなる早期天候情報が発表されています。

18日から22日の2週間気温予報でも全国的に気温が高くなる予想です。

急な気温の変化による作物の生育状況に注意してください。

急な水分の吸い込みによる肥料ヤケや薬剤の薬害が起きないよう散布時期をご検討ください。