1か月予報分布図:気象庁ホームページより
昨日気象庁より6/18〜7/17の1か月予報が発表されました。
昨日より全国的に気温が高温に転じていますが、この状態はしばらく続くと見られ、期間を通じて全国的に、特に1週目の6/18〜6/24の東日本から北日本、2週目の6/25〜7/1の西日本で特に高くなる予想です。
これは太平洋高気圧が列島の東海上で北東から南西方向に張り出すために、西から進んでくる気圧の谷や低気圧が日本海や大陸東岸を北に進むようになり、列島は暖かい空気に覆われることを示唆しています。
北日本は気圧の谷や低気圧の影響を受けやすく、期間を通じた降水量が平年より多く、日照時間が少ないと予想されています。
東日本から西日本では、太平洋高気圧の圏内で梅雨前線の活動が弱いとみられ、降水量はやや少なめ、日照時間はやや多いと予想されています。
しかし、22日頃から梅雨前線が北上する見込みで週間予報では23日から24日に西日本や東日本の日本海側で大雨となる可能性が予想されていますので注意が必要です。
数日前まで全国的に気温の低い状態が続き、この先1か月は北日本の雨が多く日照時間が少ないと予想されていることから、北日本では作物の生育の遅れや病害の発生に注意が必要な梅雨時期となりそうです。
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