梅雨の動向③

天気図・天気分布予想図・気象衛星画像・雨雲レーダー画像:気象庁ホームページより


今日も寒気を伴った低気圧の影響で北日本では雷雨、突風、ひょうなど激しい気象が発生しやすい状況が続き、気象庁より注意情報か発表されています。

一方九州には梅雨前線がかかり、強い雨の降っているところがあります。

気象衛星画像では、梅雨前線に沿って中国大陸にかけて発達した雨雲が発生しており、前線がかかるところでは激しい雨に注意が必要です。

予想天気図:気象庁ホームページより


明日も梅雨前線は今日と同じような場所に停滞する見込みで、西日本の太平洋側中心に大雨に注意が必要です。

北日本はようやく気圧の谷が抜けて晴れるところが多くなりそうです。

850hpa/地上予想天気図(加工):気象庁ホームページより


この後23日頃からは太平洋高気圧の張り出しが強まり、梅雨前線が北上して日本海から北日本に停滞するようになりそうです。

列島の南半分は太平洋高気圧の圏内で気温の高い状態が続きそうです。

30日の予想天気図では太平洋高気圧の中心が列島のすぐ南にあり、梅雨明けを思わせるような気圧配置です。

このまま梅雨が明けてしまうような可能性は低いと思われますが、関東などでは雨の少ない状態が長く続く可能性もありますので、全国的な高温と合わせて注意が必要です。