梅雨の動向⑥

天気図・天気分布予想図・予想天気図:気象庁ホームページより


今日は梅雨前線の活動は弱まっていますが、中国大陸には次の深い気圧の谷があってその前面にあたる北海道では雨が降っています。

西日本にも雨雲がかかり、ところどころで雨となる見込みです。


明日には低気圧が発達しながら沿海州を進み、北日本や西日本では大雨となる可能性があり注意が必要です。

また全国的に南寄りの風が強まり、荒れた天気となる見込みです。

日本海側の各地ではフェーン現象の発生により気温が上昇する可能性がありますので注意してください。

850hpa/地上予想天気図(加工):気象庁ホームページより


このあと25日から26日にかけては気圧の谷や前線の影響が残りますが、27日頃からは太平洋高気圧の勢力が強まって梅雨前線は不明瞭となってゆく見込みです。

全国的に気温も上昇し、高温が長く続きそうです。


7月3日の予想天気図を見ても列島は南半分が太平洋高気圧に覆われ、梅雨が明けたかのような気圧配置となっています。

27日頃の状況次第では西日本から東日本で梅雨明けとなる可能性もありそうです。