梅雨の動向⑦

天気図・天気分布予想図・雨雲レーダー画像・アメダス気温分布図・気象情報・予想天気図:気象庁ホームページより


低気圧が日本海を発達しながら進み、北日本に近づいています。

また前線が西日本の日本海側に南下しています。このため北日本や西日本の日本海側では大雨となるところがあり、注意が必要です。

またこの低気圧に向かって全国的に南寄りの強風が吹いており、東日本から西日本では、雷、突風など激しい気象に関する注意情報が発表されています。

日本海側ではフェーン現象により、気温が上昇しており、朝から30℃以上を記録しているところがあります。


明日は前線が停滞する西日本では雨の降るところが多く、次の気圧の谷の影響を受ける北日本の日本海側でも不安定な天気となる見込みです。

早期天候情報分布図・850hpa/地上予想天気図(加工):気象庁ホームページより


この後26日頃からは梅雨前線の活動は弱まり、東日本から西日本は太平洋高気圧に覆われるようになる見込みです。

29日頃から全国的にかなり高温となる早期天候情報が発表されています。

7月4日の予想天気図でも北日本には上空に寒気を伴った低気圧が予想されていますが、東日本から西日本は太平洋高気圧の圏内となっています。


この状況からすれば、26日頃梅雨明けとなる可能性も出てきています。

こうなると東日本中心にかなりの少雨、高温が続くことになりますので注意が必要です。