熱帯低気圧の発生・1か月予報・トビイロウンカ飛来

台風経路予想図・気象衛星画像・天気図・天気分布予想図・予想天気図:気象庁ホームページより


沖縄の南東海上には熱帯低気圧が発生し、今後台風に発達する予報です。

この台風は西日本に近づく可能性が高く、週末以降の天気に影響を与えそうです。


今日から明日にかけては梅雨前線が東北地方にかかっていますが、列島の南半分は太平洋高気圧に覆われて晴れており、今日も厳しい暑さが続く見込みです。

昨日にくらべて35℃以上の猛暑日となる地域も東日本から西日本の平野部内陸部に広く予想されており、ところによって40℃前後まで気温の上昇するところもありそうです。

日中の作業は控えるようにしてください。


https://www.pref.saga.lg.jp/kiji00368010/index.html


昨日佐賀県病害虫防除所より6/24から27にかけてトビイロウンカの多飛来が確認された情報が発表されました。

気流の状況からすれば、佐賀だけでなく西日本全域に飛来があった可能性が高く、今後の増殖や防除対策に注意が必要です。


1か月予報分布図:気象庁ホームページより


昨日気象庁より7/2〜8/1の1か月予報が発表されました。

全般的にはこれまでの長期予報の通り、ラニーニャ現象やインド洋負のダイポールモード現象の影響で列島付近では上空の偏西風が平年よりかなり北を流れるとみられ、太平洋高気圧に覆われる日が多くかなり気温が高い状態が続くとみられます。

日本の南に発生した熱帯低気圧の動向次第で1週目の状況は変わる可能性はありますが、雨も少ない状態が続くとみられ、全国的に高温、干ばつ、西日本では渇水にも注意が必要です。