天気図・天気分布予想図・予想天気図・気象衛星画像:気象庁ホームページより
台風から変わった温帯低気圧は関東の南海上にありますが、発達した雨雲は低気圧の南側にあって、関東にはかからない見込みです。
しかし、東日本から西日本では太平洋側中心に湿った空気が流れ込みやすく、今日から明日にかけてところどころで雷を伴った雨の降るところがありそうです。
北日本ではようやく上空の寒気の影響が解消し、天気は回復してくる見込みで、気温も上昇しそうです。
この後列島は低気圧や湿った空気の影響を受けて9日頃全国的に天気が崩れる見込みで、10日以降も北日本や関東甲信は梅雨どきのような曇りや雨の日が続きそうです。
西日本は10日以降は太平洋高気圧に覆われて晴れるところが多くなりそうです。
16日の予想天気図では列島付近に再び低気圧が解析されており、この頃になっても戻り梅雨のような天気が続く可能性があります。
本格的な真夏の到来はもう少し先となりそうです。
昨日の朝、福岡県大牟田市や高知県室戸市、午後には青森県東部などで激しい雨が降りました。
水蒸気を大量に含んだ空気が流れ込み、短時間に雨雲が発達し、2時間から3時間で大雨を降らせるパターンでした。
台風から変わった低気圧の影響で気流が複雑となり、どこで雨雲が発達するか読みにくい状況だったことも予報の上では大きな影響を与えたものとみられます。
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