17日にかけ大雨に注意

天気図・気象衛星画像・雨雲レーダー画像・気象情報・天気分布予想図・予想天気図:気象庁ホームページより


地上天気図では不明瞭ですが日本海には上空に強い寒気を伴った低気圧、寒冷渦があって、この南側から東側にあたる西日本から東日本、北日本では局地的に雨雲が発達し、大雨となっているところがあります。


昨日九州地方には気象庁より初の半日前の線状降水帯予報が発表されましたが、昨夜から今朝にかけては極端な大雨は観測されませんでした。


また宮城県では大崎市周辺で今朝未明から記録的な大雨となり、一時レベル5の緊急安全確保の避難情報が発表されました。


西日本では今日いっぱい、東日本や北日本では明日にかけて、大雨や雷、突風、ひょうなど激しい気象に注意してください。

週間予報解説資料・予想天気図:気象庁ホームページより


この後も18日から20日にかけてや22日頃にも低気圧の通過や湿った空気が流れ込み、梅雨末期のような豪雨が発生しやすい典型的な気圧配置となる見込みです。

しばらく大雨や激しい気象には注意が必要な期間が続きます。


26日の予想天気図でもまだ太平洋高気圧の張り出しは弱く、列島付近には低気圧、オホーツク海高気圧も解析されており、梅雨どきの気圧配置です。


本質的な梅雨明けはまだかなり先となる可能性も出てきました。

気温はやや高めに推移する見込みですが、日照は少なく、病害の発生が懸念される状況です。