熱帯低気圧は台風へ・北日本高温に注意

天気図・天気分布予想図・予想天気図・気象衛星画像・台風経路予想図・週間予報解説資料・2週間気温予報:気象庁ホームページより

 

今日も東海上から東北南部、北陸に伸びる前線があってこの前線に向かって湿った空気が流れ込み、全国的にところどころで雨が降っており、雷雨や激しい雨となっているところもあります。

明日にかけても同じような状況が続くため、東北南部から関東甲信、東海などで激しい雨や雷雨となるところがあり、注意が必要です。

また南からの湿った空気が九州の山間部を越えてフェーン現象が発生し、九州北部では今日からしばらく35℃以上の猛暑日が続く可能性があり高温に注意が必要です。

また日本の南海上には大きな低圧部と熱帯低気圧が発生し、この熱帯低気圧は今後台風に発達する見込みです。

今のところ台風は31日から1日にかけて九州の南海上から東シナ海方面に進む予想ですが、この台風から太平洋高気圧の縁に沿って湿った空気が流れ込み29日頃から西日本の太平洋側では天気が崩れ、九州南部などでは30日から31日にかけて大雨となる可能性が出てきています。

また北日本は一昨日より全般に高気圧に覆われており、しばらく暖かい空気により気温の高い日が続く見込みです。

昨年北日本は7月中旬以降高温、干ばつに見舞われましたが、今年も注意が必要です。先の天気図では南から中国大陸方面に進むとみられる台風が8月上旬に低気圧として北日本方面に進むと予想されていますが、太平洋高気圧の勢力によっては晴天、高温、少雨が長く続く可能性もありそうです。

2週間気温予報

府県  2022年7月27日11時更新
令和4年7月26日14時30分 気象庁 発表
 北海道地方の向こう2週間の気温は、暖かい空気が流れ込みやすいため高い日が多く、かなり高い所もあるでしょう。農作物の管理等に注意するとともに、熱中症となりやすい状態が続きますので健康管理に注意してください。
 東北地方の向こう2週間の気温は、高い日が多いでしょう。年間で最も気温の高い時期にあたるため、熱中症対策など健康管理に注意してください。
 関東甲信地方と北陸地方の向こう2週間の気温は、平年並か高いでしょう。年間で最も気温の高い時期にあたるため、熱中症対策など健康管理に注意してください。
 東海地方、西日本、沖縄・奄美の気温は、8月2日頃までは平年並か低い日が多く、その後は平年並でしょう。年間で最も気温の高い時期にあたるため、熱中症対策など健康管理に注意してください。