熱帯低気圧は台風へ・高温による虫害に注意

天気図・天気分布予想図・気象衛星画像・台風経路予想図・予想天気図・週間予報解説資料・2週間気温予報分布図:気象庁ホームページより

 

今日も前線が東北地方から北陸にかかり、太平洋高気圧の縁に沿って湿った空気が列島に流れ込み、関東から東海中心に大気の状態が不安定で午後を中心に激しい雷雨となるところがありそうです。

九州北部は引き続きフェーン現象の発生で気温が上昇し、35℃以上の猛暑日となる見込みで高温に注意が必要です。

また日本の南には低圧部と熱帯低気圧があって、このうち熱帯低気圧は北に進みながら今後台風に発達する見込みです。

今のところ台風として発達することはなく、九州の南から東シナ海、中国大陸に進む見込みですが、台風から流れ込む湿った空気の影響で、明日以降の西日本の天気に影響しそうです。

明日も列島には湿った空気の影響が続き、東日本から西日本では不安定な天気が続きそうです。

西日本、特に九州南部には強い雨雲がかかる可能性があり、31日にかけて大雨に注意が必要です。

北日本は8月1日から4日にかけて気圧の谷や前線の影響で天気が崩れる見込みです。

しかし北日本は全般的に高気圧や暖かい空気に覆われる日が続き、8月4日から8日の2週間気温予報でも高温が予想されており、高温への注意が必要です。

北日本だけでなく全国的に気温の高い時期で、虫害の注意報発表が増えてきています。水稲の斑点米カメムシ類、野菜類のチョウ目害虫や果樹のカメムシ類などの多発に注意してください。

 

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