湿った空気に注意・高温続く見込み、虫害の発生に注意

天気図・気象衛星画像・天気分布予想図・予想天気図・週間予報解説資料・2週間気温予報分布図・気温10日間平均平年差分布図:気象庁ホームページより

 

今日も黄海を進む台風5号の東側を回る気流や太平洋高気圧の縁に沿って沖縄付近にある熱帯低気圧から流れ込む湿った空気の影響で、九州や四国ではところどころ激しい雨の降っている所があります。

また東日本全般に大気の状態が不安定で、午後を中心に激しい雷雨や突風、ひょうなどに注意が必要です。

また東北南部から東日本、近畿など中心に気温が上昇し、35℃以上の猛暑日となるところが多くなり、ところによって40℃近くまで上昇する見込みですので高温に注意し、日中の作業は避けるようにしてください。

明日は台風5号は黄海付近で熱帯低気圧に変わり、沖縄付近の熱帯低気圧も不明瞭となりますが、湿った空気の影響が続き、東日本や四国、九州では不安定な天気が続く見込みです。

また北日本はオホーツク海高気圧と日本の南海上にある高気圧の間の気圧の谷の影響で雨となる見込みです。

週間予報では、台風5号から変わった熱帯低気圧はさらに温帯低気圧となって北日本に近づき、2日から3日にかけては北日本で大雨となる可能性があり注意が必要です。

また東日本から西日本は2日頃から太平洋高気圧に覆われるようになり、気温高い日が続く見込みです。

また北日本もしばらく平年に比べて気温の高い状態が続く見込みですので全国的に高温に注意が必要です。

2週間気温予報地図表示

7月21日から30日の10日間平均気温平年差を見ると、北日本から東日本の太平洋側中心に気温の高い状態が続いており、これらの地域中心に虫害の発生に注意が必要です。

水稲の斑点米カメムシ類、野菜類のチョウ目害虫、果樹のカメムシ類などの発生に注意し、防除を徹底するようにしてください。

気温10日間平均平年差の分布図