北日本大雨注意・全国的に高温注意

天気図・気象情報・予想天気図・雨雲レーダー画像・天気分布予想図:気象庁ホームページより


今日はオホーツク海高気圧と太平洋高気圧の間の前線、これは通常では梅雨前線ですが、この前線に向かって台風5号から変わった熱帯低気圧や新たに発生した台風6号から湿った空気が流れ込み、東北北部から北海道南部では雨となっており、かなり強く降っているところもあります。

北海道は2日にかけて大雨となるところがあり、気象庁より注意情報が発表されています。東北地方も含め、北日本は2日にかけて大雨に注意が必要です。

また引き続き列島には太平洋高気圧の縁に沿って湿った空気が流れ込んでおり、関東や四国、九州は午後を中心に激しい雷雨や突風、ひょうなどに注意してください。


大雨に関する北海道地方気象情報 第1号
2022年08月01日04時50分 札幌管区気象台発表

北海道地方では、1日夜から2日にかけて大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。

<気象概況>
 北海道付近は、1日夜から2日にかけて前線を伴った低気圧が通過する見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流入するため、大気の状態が不安定となるでしょう。

<防災事項>
 北海道地方では、2日にかけて暖かく湿った空気が流入する影響で、断続的に雷を伴った激しい雨の降る所があり、日本海側南部や太平洋側西部を中心に大雨となる所がある見込みです。雨雲の動きや発達の程度によっては、警報級の大雨となるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。

<雨の予想>
1日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
 日本海側南部 30ミリ
 太平洋側西部 30ミリ
2日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
 日本海側南部 30ミリ
 太平洋側西部 40ミリ

1日6時から2日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
 日本海側南部 150ミリ
 太平洋側西部 150ミリ

 今後発表する防災気象情報に留意願います。
 次の北海道地方気象情報は、1日16時頃に発表する予定です。



また、東日本から西日本は湿った空気の影響はあるものの、全般的には太平洋高気圧の圏内で気温が上昇しています。

関東の内陸部や、東海、西日本の日本海側ではフェーン現象も加わって最高気温が35℃以上の猛暑日となるところが多くなりそうです。ところによっては40℃前後まで上昇する見込みですので、日中の作業は避けるようにしてください。