北日本大雨注意・東日本西日本高温注意

天気図・気象衛星画像・天気分布予想図・気象情報・週間予報解説資料・早期天候情報分布図:気象庁ホームページより

 

今日は台風5号から変わった低気圧が北日本にあり、黄海には台風6号から変わった熱帯低気圧がありますが、東日本から西日本は太平洋高気圧の圏内で晴れている所が多くなっています。

北日本、特に東北地方では低気圧や台風6号から変わった熱帯低気圧、今後は温帯低気圧に変わる見込みですが、この低気圧の影響で強い雨の降っている所があり、4日にかけて大雨となるところがあり、注意が必要です。

東日本から西日本では今日も気温が上昇し、関東、東海、近畿、中国の瀬戸内海側、九州西部などに広く日中の気温が35℃以上となる予想の分布が広がっています。

関東や東海の内陸部などでは40℃前後まで上昇する予想で、高温に注意してください。

日中の作業は避けるようにしてください。

 

大雨と雷及びひょうに関する東北地方気象情報 第1号
2022年08月02日05時13分 仙台管区気象台発表

東北地方では、低気圧や前線の影響で、4日にかけて大雨となる所がある見込みです。特に、3日は、日本海側では非常に激しい雨が降り、警報級の大雨となる所があるでしょう。大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

【気象状況】
低気圧が、日本海北部にあって東へ進んでおり、前線が北日本を通って日本の東へのびています。また、3日は、別の低気圧が日本海中部で発生して、4日未明にかけて東北地方を通過するでしょう。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、東北地方では大気の不安定な状態が続く見込みです。

【予想と防災事項】
<雨と雷の予想>
東北地方では、雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所がある見込み。3日は、日本海側では非常に激しい雨の降る所がある。

2日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
 東北日本海側 40ミリ
 東北太平洋側 40ミリ

3日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
 東北日本海側 50ミリ
 東北太平洋側 40ミリ

2日6時から3日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
 東北日本海側 80ミリ
 東北太平洋側 80ミリ

その後、3日6時から4日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
 東北日本海側 100から200ミリ
 東北太平洋側 100から150ミリ


<防災事項>
東北日本海側では、3日は、大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、東北地方では、2日から4日にかけても、雨雲が予想以上に発達した場合には警報級の大雨となる可能性がありますので、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。なお、落雷、突風、ひょうによる農作物や農業施設等への被害にも注意が必要です。

【補足事項】
今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
次の「大雨と雷及びひょうに関する東北地方気象情報」は、2日16時頃に発表する予定です。

 

この後北日本は6日頃から気圧の谷の影響を受け、曇りや雨の日が続き、降水量が多くなるところがあり注意が必要です。

東日本から西日本は太平洋高気圧の中心が列島のすぐそばまで張り出すようになり、晴れて高温の日が続く見込みです。

昨日、気象庁より8月7日頃より北日本の日本海側を除き全国的にかなり高温となる早期天候情報が出されています。

全般に虫害の発生に注意してください。

早期警戒情報発表状況