1か月予報(8/6~9/5)・北日本曇りや雨の日多い/全国的に高温注意

天気図・気象衛星画像・予想天気図・天気分布予想図・週間予報解説資料・早期天候情報分布図・1か月予報分布図:気象庁ホームページより

 

昨日から今朝にかけても福井県などで激しい雨が降り、被害の出たところがありました。今日も西日本には湿った空気が入り続けて大気の状態が不安定になっており、ところどころで激しい雷雨となっています。

北日本はようやく天気が回復し晴れている所が多くなっています。

明日も今日と同じような気圧配置が続き、西日本の午後を中心にところどころで雷雨となる見込みですが、関東から北では晴れる所が多くなる見込みです。

全国的に前線の北側の比較的涼しい空気に覆われ、気温の上昇するところでも30℃前後までとなる見込みです。

この後は日本の南半分は太平洋高気圧に覆われ、晴れて暑くなるところが多くなる見込みですが、北日本は前線が停滞し、曇りや雨の日が続き、特に9日から10日にかけては大雨となる恐れがあり注意が必要です。

昨日新たに8月10日から北日本の日本海側を除き、全国的に気温がかなり高くなる早期天候情報が発表されています。

早期警戒情報発表状況

また昨日気象庁より8月6日から9月5日の1か月予報が発表されました。

現在の北日本に前線が停滞し、気圧の谷が通過しやすい状況がこの1か月も続くと予想されており、北日本の降水量は多く、日照時間が少なくなる見込みです。

また東日本から西日本は太平洋高気圧に覆われる日が多く、北日本も曇りや雨の日が多いものの暖かい空気に覆われるため全国的に1か月を通じてかなり気温が高くなると予想されています。

 

北日本では気温が高いため冷害の可能性は低いですが、曇りや雨が多く、日照時間が少ないため、畑作物では湿害や細菌などによる病害の多発、水稲ではいもち病や紋枯れ病、もみ枯れ細菌病などの病害多発に注意が必要です。

 

東日本から西日本では晴れて気温の高い日が多くなるため、畑作物ではチョウ目害虫、果樹のカメムシ類、水稲では斑点米カメムシ類や、トビイロウンカの飛来があったところでは坪枯れ被害など虫害の発生に注意してください。