17日西日本、18日北陸から北日本大雨に注意、高温は一段落

天気図・気象衛星画像・雨雲レーダー画像・日本850hPa相当温位・風予想図・気象情報・予想天気図・週間予報解説資料:気象庁ホームページより

 

今日は前線が関東から北陸、日本海南部まで南下して、前線に向かって湿った空気がが流れ込み、近畿から中国地方、九州北部にかけて発達した雨雲がかかり激しい雨が降っているところがあります。

今日は西日本特に九州北部や中国地方、近畿、北陸で激しい雨の降る所がある見込みで注意が必要です。

また明日は前線上に低気圧が発生し、北陸から北日本で大雨となる可能性があり再び厳重に注意が必要です。気象庁から18日にかけて大雨に対する注意情報が発表されています。

気温については各地とも落ち着いてきており、猛暑日となる所はほとんどない見込みです。

 

大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第6号
2022年08月17日04時58分 気象庁発表

北日本から西日本では、18日にかけて雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

[気圧配置など]
 前線を伴った低気圧が千島近海にあって東北東へ進んでいます。また、低気圧からのびる前線が東日本、日本海を通って黄海にのびています。
 17日夜には日本海の前線上に別の低気圧が発生して北東へ進み、低気圧から西にのびる前線が、18日は東日本、西日本を南下する見込みです。
 低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、北日本から西日本では、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。

[防災事項]
<大雨・雷・突風>
 東日本や西日本では、局地的に非常に激しい雨が降っている所があります。
 北日本から西日本では、18日にかけて雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。雨雲が予想以上に発達した場合には猛烈な雨が降るおそれがあります。
 18日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
   中国地方                 180ミリ
   九州北部地方               150ミリ
   北陸地方、東海地方、近畿地方、四国地方  120ミリ
   関東甲信地方               100ミリ
 その後、19日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
   東北地方            100から150ミリ
   東海地方、北陸地方、近畿地方、
   四国地方、九州北部地方      50から100ミリ
の見込みです。
 土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
 また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうも予想されますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。

[補足事項]
 地元気象台の発表する警報や注意報、早期注意情報、竜巻注意情報、気象情報等に留意してください。次の「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報」は17日17時頃に発表する予定です。

この後は太平洋高気圧が弱まって、低気圧や前線、湿った空気の影響で天気の崩れる日が多くなりそうです。

22日から23日は高気圧に覆われ全国的に晴れる見込みですが、その他は曇りや雨の日が続く見込みです。

気温は極端に高くなる日は少ない見込みです。

雨の日が多くなり、これまでの北日本に加え、東日本や西日本でも作物の病害に注意が必要になってきます。各県の病害虫防除所の発表する情報に注意してください。