20日は再び大雨に注意/1か月予報(8/20〜9/19)

天気図・天気分布予想図・予想天気図・週間予報解説資料・アジア地上気圧、850hPa気温/500hPa高度・渦度予想図・1か月予報分布図:気象庁ホームページより


今日は前線や低気圧は東の海上に抜けて、低気圧に近い北海道東部や前線に近い九州を除き晴れているところが多くなっています。

前線の北側の乾燥した空気に覆われて各地とも気温は上昇する見込みですが湿度は低く、カラっとした晴天となる見込みです。


しかし明日には次の気圧の谷が西から近づいて、全国的に日本海側から天気が崩れてくる見込みです。


週間予報では24日から25日にかけて本州付近に前線が南下して東日本から西日本の太平洋側で天気が崩れる見込みです。

昨日気象庁より8月20日から9月19日の1か月予報が発表されました。


全般的には東日本から西日本中心に平年より気温が高く、全国的に降水量が多め、日照時間少なめと予想されています。

今回注目すべきポイントとしては2週目の8/27から9/2に北日本で平年並みの気温が予想されていることと、熱帯低気圧や台風など熱帯擾乱の発生、影響が予想されていることです。


8月28日の予想天気図でも、北日本方面はオホーツク海から伸びる冷たい高気圧に覆われており、これが気温の予報に影響しているとみられます。

また列島の南海上には低圧部が解析されており、これが熱帯低気圧や台風の発生を示唆しているものとみられます。


期間を通じた傾向としては太平洋高気圧が東の海上で南北に発達しますが列島への張り出しは弱く、湿った空気の影響を受けやすいため、平年より曇りや雨の日が多い見込みです。

ただラニーニャ現象やインド洋負のダイポールモード現象などの影響で偏西風は平年より北を流れる状況は今までと同じで全般的に暖かい空気に覆われて気温は高めとなりそうです。