北陸・近畿・九州北部など大雨に注意/来週後半は全国的に曇りや雨が続く見込み

天気図・雨雲レーダー画像・気象情報・予想天気図・週間予報解説資料:気象庁ホームページより

 

日本海には前線を伴った低気圧があって、低気圧や前線に向かって湿った空気が流れ込み、北日本から東日本、西日本の日本海側で雨となっており、北陸では激しい雨となっている所があります。

明日にかけて北陸から近畿、九州北部では大雨となるおそれがあり、気象庁より注意情報が発表されています。

 

大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第1号
2022年08月20日04時52分 気象庁発表

東日本や西日本では、21日にかけて、土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

[気圧配置など]
 20日は低気圧が日本海を東へ進み、20日朝には前線を伴う見込みです。低気圧は21日朝にかけて東北地方を通過し、前線が本州付近を通過するでしょう。
 低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、東日本から西日本では、21日にかけて、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。

[防災事項]
<大雨・雷・突風>
 東日本から西日本では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があります。
 東日本や西日本では、21日にかけて、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
 21日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
   北陸地方         150ミリ
   近畿地方、九州北部地方  100ミリ
の見込みです。
 土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
 北陸地方や近畿地方、九州北部地方では、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

[補足事項]
 地元気象台の発表する警報や注意報、早期注意情報、竜巻注意情報、気象情報等に留意してください。次の「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報」は、20日17時頃に発表する予定です。

明日は前線や低気圧は東の海上に抜けて北日本は天気が回復し晴れる見込みです。

東日本から西日本では南の海上に低圧部が残り、太平洋側中心に曇りや雨のところが多くなる見込みです。

22日も北日本や日本海側では晴れる見込みですが、東日本や西日本の太平洋側は曇りや雨のところが多い見込みです。

23日は北日本に気圧の谷が近づき天気が崩れそうです。

24日以降は再び列島に前線が停滞するようになり、全国的に曇りや雨の日が続く見込みです。

各作物とも生育後半から収穫期を迎える時期ですが、病害の発生に注意が必要な時期となりそうです。

 

来週の後半は予想天気図に九州の南から沖縄方面に低圧部が解析されており、熱帯低気圧や台風が発生する可能性もあり今後の動向に注意が必要です。