天気図・気象衛星画像・予想天気図・天気分布予想図・週間予報解説資料・アジア地上気圧、850hPa気温/500hPa高度・渦度予想図:気象庁ホームページより
今日はシベリア東部を上空に寒気を伴った低気圧が進み、前線が北日本から東日本の太平洋側にかかり、大気の状態が不安定で関東や北日本の太平洋側には発達した雨雲がかかって強い雨の降っている所があります。
西日本は大陸からの移動性高気圧に覆われ、乾燥した晴天となってきています。
この後前線は東海上に抜け、明日は全国的に高気圧に覆われて乾燥した晴天となる所が多くなりそうです。
今週は30日には西から秋雨前線が伸びてきて本州付近に停滞し、31日から9月1日頃は北日本から西日本の広い範囲で大雨となる可能性があり注意が必要です。
9月2日から4日にかけても北日本は曇り、東日本から西日本では雨となる見込みです。圃場の湿害や病害の発生に注意が必要です。湿害の対策や病害の予防的な防除を行う場合は明日29日までに行うようにしてください。
また今週は列島の南海上を熱帯低気圧又は台風が西に移動する予想です。
来週9月7日の予想天気図では沖縄付近に発達した台風に相当する低気圧が解析されており、列島に影響する可能性が出てきています。
これから台風が列島に近づいたり、秋雨前線を刺激して大雨となりやすい時期に入ってきていますので、設備や圃場の安全確認、収穫時期を確認するなどして、台風の接近や大雨の予報に注意し、臨機応変な対応ができるよう準備するようにしてください。
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