南海上の熱帯低気圧に注意

天気図・天気分布予想図・気象衛星画像・予想天気図・早期天候情報分布図・アジア地上気圧、850hPa気温/500hPa高度・渦度予想図:気象庁ホームページより


台風11号は温帯低気圧に変わり、サハリン付近をさらに北に進んでおり、北海道ではまだ強風の残っているところがありますがほぼ影響はなくなっています。


代わって大陸から移動してきた高気圧が北日本から西日本を覆ってきています。北日本や西日本は晴れて西日本では残暑が厳しい見込みです。


東北南部から関東甲信越、東海では、高気圧と高気圧の間の気圧の谷に入っており、湿った空気の影響を受けて曇りや雨のところが多くなっています。


この状態は数日間続く見込みです。


また列島は暖かい空気に覆われやすく全国的に気温の高い状態が続く見込みですが、気象庁から昨日9月12日頃から北日本で気温がかなり高くなる早期天候情報が発表されました。

東北北部から北海道は高気圧に覆われる日が多いため、水稲の登熟が進みそうです。

気温が高いため、各作物とも害虫の多発に注意してください。

特に今年は水稲や果樹のカメムシ多発年となっていますので、各地の病害虫防除所が発表する注意報や防除情報を確認してください。


また現在列島の南海上には2つの熱帯低気圧があってこれらの発達や動きには注意が必要です。

13日の予想天気図ではこのうち一つが発達し、東シナ海に進むと解析されています。

最新の情報に注意してください。