南海上の熱帯低気圧に注意

天気図・天気分布予想図・予想天気図・気象衛星画像・台風経路図・アジア地上気圧、850hPa気温予想図・早期天候情報分布図:気象庁ホームページより

 

このところ同じような気圧配置が続き、北日本を中心に列島は全般に高気圧に覆われていますが高気圧のまわりを周る湿った空気の影響を受け、東日本から西日本は太平洋側を中心に不安定な天気となっており、今日も午後を中心ににわか雨や雷雨となる所がある見込みです。

また北日本も高気圧と高気圧の間の気圧の谷の通過で雲が多く、北海道では雨の降る所がある見込みです。

 

明日も気圧配置は同じような状態ですが北日本は高気圧に覆われて晴れる所が多くなる見込みですが北海道のオホーツ海側では気圧の谷の影響が残り、雨の降る所があるでしょう。

沖縄先島諸島の北には台風12号があって、ゆっくり北上していますが、この台風は今後中国大陸に進む可能性が高くなっています。

小笠原諸島の南西海上には熱帯低気圧があって、今後発達して台風14号となる見込みです。

この熱帯低気圧・台風は現在の進路予想ではまだ予報円が大きく不確実性の高い状態ですが18日頃に西日本に近づく可能性が出てきています。

日本付近の上空偏西風は日本のはるか北、シベリア付近を流れていて、日本の上空は台風を動かす風が弱くなっています。

台風が列島に近づくと長い間影響を与える可能性があり、この台風には注意が必要です。

週間予報天気図では18日から20日にかけて西日本から東日本付近をゆっくり進むと解析されています。

最新の情報に注意すると共に、収穫の近い作物は台風の影響が及ぶ前の作業を検討してください。

 

また現在列島は暖かい空気に覆われて気温の高い状態が続いており、14日頃からの高温に加え、18日頃から九州を除く全国で気温が高くなる早期天候情報が発表されています。

高温による害虫多発にも注意するようにしてください。

早期警戒情報発表状況