明日まで低温注意/3か月予報(10月〜12月)・寒候期予報(12月〜2月)

天気図・天気分布予想図・気象衛星画像・予想天気図:気象庁ホームページより


今日の列島は高気圧に覆われ、前線に近い東日本は雲が多めながら、全国的に晴れているところが多くなっています。


列島は全国的に寒気が入り昨日から大幅に気温が下がりましたが、この低温は明日まで続き、北日本では今日と同じように未明の気温が10℃以下まで下がるところが多くなりますので注意してください。


明日は日本の南海上に発生した熱帯低気圧が北上し、東日本の太平洋側から近畿では雨が降る見込みです。


その後熱帯低気圧は列島に近づき、北日本には上空に寒気を伴った低気圧、寒冷渦が近づき、23日から24日にかけては全国的に天気が大きく崩れる見込みです。

東日本や西日本では大雨、北日本は激しい雷雨や突風、ひょうなどに注意が必要です。


25日頃からは高気圧に覆われて全国的に晴れるところが多くなりそうです。

3か月予報分布図・3か月予報/寒候期予報解説資料:気象庁ホームページより


昨日気象庁より10月から12月の3か月予報と12月から2月の寒候期予報が発表されました。


全般的にはラニーニャ現象の影響を受け、上空の偏西風が平年より北に偏っており、偏西風が日本の北を流れている10月までは暖かい空気に覆われやすく気温は平年より高くなり、湿った空気が流れ込み安い東日本から西日本は太平洋側中心に降水量が多くなると予想されています。

11月は気温は北日本中心にやや高めですが降水量は平年並みとなっています。

12月は偏西風の南下と共に、ラニーニャ現象時の特徴である日本付近での偏西風の南への蛇行によって寒気が入りやすくなり、西日本中心に全国的に気温は低く、冬型の気圧配置の日が多くなるため、北日本・東日本・西日本の日本海側では降雪を含め、降水量が多くなると予想されています。


12月から2月もこの状況が続き、昨年と同じように、気温が低く、雪の多い冬となりそうです。

秋の訪れはゆっくりですが、秋から冬への移行が急速に進みそうです。