低気圧の通過に注意

予想天気図・気象情報・気象衛星画像：気象庁ホームページより

大雨と暴風及び高波に関する全般気象情報　第1号

2022年10月09日16時49分　気象庁発表

北日本から西日本では、１０日にかけて雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、北日本では局地的に非常に強い風が吹き、海上はしける見込みです。暴風に警戒し、高波に注意・警戒してください。

 

［気圧配置など］

　９日夜から１０日にかけて、前線を伴った低気圧が発達しながら日本海を北東に進む見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、北日本から西日本では、大気の状態が非常に不安定となる所があります。

 

［防災事項］

＜大雨・雷・突風＞

　北日本から西日本では、１０日にかけて雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。

　１０日１８時までの２４時間に予想される雨量は、多いところで

　　北海道地方、東北地方　　　　　　　１８０ミリ

　　東海地方、近畿地方　　　　　　　　１５０ミリ

　　関東甲信地方　　　　　　　　　　　１２０ミリ　　

の見込みです。

　土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

　また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

 

＜暴風・高波＞

　北日本では、１０日は局地的に非常に強い風が吹き、海上はしける見込みです。

　１０日にかけて予想される最大風速（最大瞬間風速）は、

　　北海道地方　　　　　２０メートル（３５メートル）

　　東北地方　　　　　　２０メートル（３０メートル）

　１０日にかけて予想される波の高さは、

　　北海道地方、東北地方　５メートル

の見込みです。

　暴風に警戒し、高波に注意・警戒してください。