気象情報・予想天気図・1か月予報分布図・アジア地上気圧、850hPa気温/500hPa高度・渦度予想図:気象庁ホームページより
これから20日にかけて列島は強い冬型の気圧配置となって非常に強い寒気が入り、北日本から東日本、西日本の日本海側では大雪となるところがありますので注意が必要です。
また23日頃も気圧の谷が通過し、その後は再び強い冬型の気圧配置となり、北日本の日本海側中心に荒れた天気や大雪に注意が必要です。
15日に気象庁より12/17〜1/16の1か月予報が発表されました。
1週目の12/17〜12/23は強い冬型の気圧配置の影響で、西日本では平年より気温がかなり低く、北日本でも低くなる予報で、2週目の12/24〜12/30も西日本で気温が低い見込みです。
北日本は低気圧の位置により温かい空気が入って気温が高い見込みですが、3週目以降は全国的に気温が低めに推移すると予想されています。
冬型の気圧配置が強く、北日本の日本海側から北陸では降雪量が多くなる見込みですので、早めの対策が必要です。
大雪と暴風雪及び高波に関する全般気象情報 第3号
2022年12月17日17時04分 気象庁発表
19日にかけて、日本付近は強い冬型の気圧配置となるため、北日本から西日本の日本海側を中心に、積雪や路面凍結による交通障害、風雪、高波に注意・警戒してください。北陸地方では大雪による交通障害や高波に、北海道地方では暴風雪に、沖縄地方では高波に警戒してください。
[気圧配置など]
19日にかけて、日本付近は強い冬型の気圧配置となり、北日本から西日本の上空約1500メートルには氷点下9度以下の寒気が流れ込む見込みです。
[防災事項]
<大雪>
19日にかけて、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となる見込みです。
18日18時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、
北陸地方 70センチ
近畿地方 60センチ
北海道地方、東北地方、中国地方 50センチ
九州北部地方 20センチ
19日18時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、
北陸地方 70から100センチ
東北地方 60から 80センチ
北海道地方、近畿地方、中国地方 20から 40センチ
九州北部地方 5から 10センチ
の見込みです。
北陸地方では、積雪や路面の凍結による交通障害に警戒してください。北日本から西日本の日本海側を中心に、積雪や路面の凍結による交通障害に注意・警戒し、電線や樹木への着雪やなだれに注意してください。
<暴風雪・高波>
18日にかけて、全国的に風が非常に強く吹き、北日本から西日本の日本海側では、雪を伴って風が非常に強く吹き、海はしけるでしょう。
18日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
北陸地方、近畿地方、沖縄地方 23メートル(35メートル)
北海道地方、中国地方、九州南部 20メートル(35メートル)
九州北部地方 18メートル(30メートル)
18日にかけて予想される波の高さは、
北陸地方、沖縄地方 6メートル
北海道地方、近畿地方、中国地方、九州北部地方、九州南部、奄美地方
5メートル
の見込みです。
北海道地方では、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風に、沖縄地方ではうねりを伴った高波に警戒してください。北日本から西日本の日本海側では、ふぶきによる視程障害に、また、全国的に強風や高波に注意・警戒してください。北海道地方では、20日にかけて暴風雪が続くおそれがあります。