19日大雪注意/23日頃から再び冬型強まる

天気図・気象衛星画像・アジア地上気圧、850hPa気温/500hPa高度・渦度予想図・気象情報:気象庁ホームページより


列島は強い冬型の気圧配置で寒気が流れ込んで、日本海側では大雪となっているところがあります。

19日いっぱい大雪に警戒してください。

特に北陸は風がぶつかり合って雪雲が発達するJPCZと呼ばれる現象が発生しており、急な積雪量の増加に厳重に注意してください。


この後22日頃に気圧の谷が通過し、一旦冬型が崩れますが、23日頃から再び強い冬型の気圧配置となり日本海側では大雪となるおそれがありますので注意が必要です。

次の寒気は西に偏って南下する見込みで、西日本方面で気温が低くなる予想です。

水道管の凍結や施設の暖房対策などに早めの対策を行ってください。



大雪に関する全般気象情報 第6号

2022年12月19日05時05分 気象庁発表

19日は、日本付近は強い冬型の気圧配置が続く見込みです。東北地方は19日昼前にかけて、北陸地方は19日夕方にかけて大雪による交通障害に警戒してください。


[気圧配置など]

 日本付近は冬型の気圧配置が強まり、北日本から西日本の上空約1500メートルには氷点下9度以下の寒気が流れ込んでいます。また、東北地方と北陸地方を中心に降雪が強まっている所があります。引き続き、19日は、強い冬型の気圧配置となる見込みです。


[防災事項]

<大雪>

 19日は北日本から西日本の日本海側を中心に大雪が続き、東北地方では19日昼前にかけて、北陸地方では19日夕方にかけて警報級の大雪となる見込みです。

 20日6時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、

  北陸地方        80センチ

  東北地方        70センチ

です。

 東北地方と北陸地方では、積雪や路面の凍結による交通障害に警戒してください。北日本から西日本の日本海側を中心に、積雪や路面の凍結による交通障害、電線や樹木への着雪、なだれに注意してください。