22日〜26日大雪・暴風雪に厳重警戒

予想天気図・気象情報:気象庁ホームページより


大雪と暴風雪及び高波に関する全般気象情報 第4号

2022年12月22日05時40分 気象庁発表

日本付近は22日から26日頃にかけて強い冬型の気圧配置となるため、北日本から西日本の日本海側を中心に大荒れや荒れた天気となり、大雪となる見込みです。大雪による交通障害、暴風雪、高波に警戒してください。


[気圧配置など]

 日本海には低気圧があって東北東に進んでいます。また、別の低気圧が日本の南にあって、東北東へ進んでいます。これらの低気圧は23日にかけて発達しながら北海道付近へ進み、26日頃にかけて日本付近は強い冬型の気圧配置となるでしょう。22日から26日頃にかけて日本付近の上空約5000メートル付近には、北日本から東日本で氷点下39度以下、西日本で氷点下30度以下の強い寒気が流れ込む見込みです。


[防災事項]

<大雪>

 22日から26日頃にかけて北日本から西日本の日本海側では大雪となる所があるでしょう。太平洋側でも山地を中心に大雪となり、平地でも積雪となる所があるでしょう。

 23日6時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、

  中国地方              60センチ

  北海道地方、北陸地方        50センチ

 その後、23日6時から24日6時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、

  北陸地方              70から100センチ

  東北地方、東海地方          60から80センチ

  中国地方               50から70センチ

  近畿地方               40から60センチ

  北海道地方              30から50センチ

  四国地方、九州北部地方        20から40センチ

 さらにその後、24日6時から25日6時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、

  東北地方              50から70センチ 

  北陸地方、近畿地方、中国地方    40から60センチ

  北海道地方、東海地方        20から40センチ

の見込みです。

 長期間、冬型の気圧配置が続くため、局地的に降雪量はさらに増える所があるでしょう。大雪による交通障害に警戒し、着雪やなだれに注意してください。


<暴風雪・高波>

 22日から26日頃にかけて強い冬型の気圧配置となるため、北日本から西日本の日本海側の海上を中心に非常に強い風が吹き、大しけとなる所があるでしょう。

 22日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、

  北海道地方           23メートル(35メートル)

  東北地方、北陸地方、近畿地方、中国地方、九州北部地方

                  20メートル(30メートル)

 23日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、

  北海道地方           25メートル(35メートル)

  北陸地方、近畿地方、中国地方  23メートル(35メートル)

  東北地方、四国地方、九州北部地方、九州南部

                  20メートル(30メートル)

 24日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、

  北海道地方、近畿地方

             15から19メートル(20から30メートル)


 22日に予想される波の高さは、

  北陸地方、近畿地方、中国地方         5メートル

 23日に予想される波の高さは、

  北陸地方                   7メートル

  東北地方、近畿地方、中国地方         6メートル

  北海道地方、九州北部地方、九州南部・奄美地方 5メートル  

 24日に予想される波の高さは、

  北陸地方、近畿地方           6から8メートル

  北海道地方               4から5メートル

の見込みです。

 猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒してください。