アジア地上気圧、850hPa気温/500hPa高度・渦度予想図・気象情報:気象庁ホームページより
列島は24日から強い冬型の気圧配置となって今季最強の寒気が流れ込むため、全国的に極寒の気温と日本海側中心に大雪や暴風雪に対する厳重な警戒が必要です。
雪はところによって太平洋側まで流れ込む見込みです。
また25日21時の予想天気図では平野部の都市部でも最低気温が氷点下となる-9℃の等温線が列島をすっぽり覆っており、普段凍結の心配がない地域でも水道管の凍結や破裂に注意が必要です。
北陸ではJPCZと呼ばれる日本海で気流がぶつかり合うことにより雪雲が発達する現象の発生の恐れもあり大雪、豪雪に厳重な注意が必要です。
強い冬型の気圧配置に関する全般気象情報 第2号
2023年01月21日15時01分 気象庁発表
24日から26日頃にかけて、日本付近は強い冬型の気圧配置となるため、北日本から西日本にかけての日本海側を中心に大荒れや大しけ、大雪となる所があります。
<気圧配置など>
24日は、低気圧が発達しながらオホーツク海付近と日本の東に進んで強い冬型の気圧配置になり、日本の上空にこの冬一番の強い寒気が流れ込むでしょう。強い冬型の気圧配置は、26日頃にかけて続く見込みです。
<防災事項>
24日から26日頃にかけて、北日本から西日本にかけての日本海側を中心に荒れた天気や大雪となり、大荒れや平地で大雪となるおそれがあります。冬型の気圧配置や寒気の南下が予想より強まった場合は、警報級の大雪になる可能性があります。
海上は、北日本から西日本にかけての日本海側と沖縄地方を中心にしけて、大しけとなる所もあるでしょう。
大雪による交通障害や農業施設への被害、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風や高波に警戒・注意してください。
今後、地元気象台の発表する早期注意情報、警報・注意報や気象情報に留意してください。
次の「強い冬型の気圧配置に関する全般気象情報」は、22日17時頃に発表する予定です。