列島は24日から26日にかけて強い冬型の気圧配置と寒気に覆われ、日本海側中心に大雪、ところによって豪雪となり、太平洋側の都市部でも最低気温が氷点下となるおそれがありますので、厳重に警戒してください。
その後も28日頃、2月2日頃に寒気が南下する可能性がありますので、最新の情報に注意してください。
アジア地上気圧、850hPa気温/500hPa高度・渦度予想図・気象情報:気象庁ホームページより
大雪と暴風雪及び高波に関する全般気象情報 第4号
2023年01月23日05時08分 気象庁発表
日本付近は24日から26日頃にかけて強い冬型の気圧配置となるため、北日本から西日本の日本海側では大雪となり、太平洋側の平地でも大雪となる所があるでしょう。また、全国的に非常に強い風が吹き、大しけとなる見込みです。大雪や路面の凍結による交通障害、暴風雪、高波に警戒してください。
[気圧配置など]
24日は低気圧が発達しながら千島近海と日本の東に進み、日本付近は強い冬型の気圧配置となるでしょう。日本付近の上空約5000メートルには、北日本から東日本で氷点下42度以下、西日本で氷点下36度以下の、この冬一番の強い寒気が流れ込む見込みです。強い冬型の気圧配置は26日頃にかけて続くでしょう。
[防災事項]
<大雪>
24日から26日頃にかけて、北日本から西日本の日本海側では大雪となり、太平洋側の平地でも大雪となる所があるでしょう。
24日6時から25日6時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、
北陸地方 70から100センチ
東北地方 60から80センチ
関東甲信地方、近畿地方、中国地方 50から70センチ
東海地方 40から60センチ
九州北部地方 30から50センチ
四国地方 20から40センチ
九州南部 10から20センチ
その後、26日6時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、
北陸地方 70から100センチ
東北地方 60から80センチ
関東甲信地方、近畿地方、中国地方 30から50センチ
東海地方 20から40センチ
の見込みです。
大雪や路面の凍結による交通障害に警戒し、着雪やなだれに注意してください。
<暴風雪・高波>
24日から26日頃にかけて、全国的に非常に強い風が吹き、大しけとなるでしょう。
24日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
北陸地方、近畿地方、中国地方、四国地方、
九州南部・奄美地方、沖縄地方 23メートル(35メートル)
関東甲信地方、九州北部地方 20メートル(30メートル)
東北地方 18メートル(30メートル)
25日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
東北地方 20から24メートル(25から35メートル)
24日に予想される波の高さは、
北陸地方 7メートル
近畿地方、中国地方、九州北部地方、
九州南部・奄美地方、沖縄地方 6メートル
東北地方、関東甲信地方 5メートル
25日に予想される波の高さは、
東北地方、関東甲信地方、北陸地方、近畿地方、中国地方、
九州北部地方、九州南部・奄美地方、沖縄地方 6から8メートル
の見込みです。
猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒してください。
[補足事項]
地元気象台が発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報等に留意してください。次の「大雪と暴風雪及び高波に関する全般気象情報」は23日17時頃に発表する予定です。