3月~5月の3か月予報・暖候期予報(6月~8月)

3か月予報分布図・暖候期予報分布図・3か月予報解説資料・暖候期予報解説資料:気象庁ホームページより


一昨日21日に気象庁より3月から5月の3か月予報と6月から8月の暖候期予報が発表されました。


現在のエルニーニョ監視速報によるとこれまで続いてきたラニーニャ現象は終息に向かい、夏にかけてエルニーニョ現象に向かうとの予想がだされていますが、今回の3か月予報、暖候期予報共に、夏の前半まではラニーニャ現象の影響が残り、気温が平年より高くなると予想されています。


特に3月は1か月予報でも北日本中心に気温が高くなると予想されていますので、昨年同様春の訪れは早く、北日本や北陸では融雪が早いと見込まれます。


春の訪れが早い時は果樹や野菜苗の生育が早くなり、花芽や定植後の苗が放射冷却による凍霜害に遭いやすくなります。


夏場の予想はまだ予報精度が低い状態ですが、夏の前半までは高温に注意が必要と言えそうです。




降水量は3か月予報、暖候期予報、梅雨時共に平年並みと予想されています。