9日東日本北日本激しい気象に注意、10日未明凍霜害厳重注意

予想天気図・極東850hPa気温・風、700hPa上昇流/700hPa湿数、500hPa気温予想図・天気分布予想図:気象庁ホームページより


今日は寒冷前線が東に抜け、冬型の気圧配置となって上空には真冬並みの強い寒気が入ってきます。

地上には暖かい空気が残っていますので大気の状態が不安定となり、東日本や北日本では雷、突風、ひょうなど激しい気象に関する注意情報が発表されています。

天気の急変に注意してください。


また、東日本から北日本の日本海側では夜にかけて気温が急速に下がり、夜には雪となるところがありそうです。


9日から10日は全国的に気温が大幅に下がり、10日未明は放射冷却が加わって内陸部や山間部では最低気温が氷点下まで下がるところが多くなりそうです。

果樹の凍霜害発生に厳重に注意し、対策を行なってください。


雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報 第1号

2023年04月07日16時40分 気象庁発表

北日本と東日本では、8日朝から9日明け方にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意してください。


[気圧配置など]

 日本の上空約5500メートルに氷点下30度以下のこの時期としては強い寒気が流れ込むため、北日本と東日本では、8日朝から9日明け方にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込みです。


[防災事項]

 北日本と東日本では、8日朝から9日明け方にかけて落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

 また、降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。