16日~17日東日本西日本天気の急変に注意、18日未明は再び北日本から東日本凍霜害発生に注意

予想天気図・雨雲レーダー画像・気象情報:気象庁ホームページより


今日は低気圧が発達しながら北日本付近を進んでおり、北海道では強い雨や雪となっているところがあります。

東日本から西日本では低気圧が抜けた後上空に強い寒気が入り大気の状態が不安定となっており、雷、突風、ひょうなど激しい気象に関する注意情報が発表されています。


またこの上空の寒気は18日にかけて列島に寒の戻りをもたらす見込みです。

18日の未明は大きな高気圧に覆われ、放射冷却が加わりますので北日本から甲信の果樹やアスパラガスなどに凍霜害をもたらす可能性がありますので対策をとるようにしてください。


雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報 第2号

2023年04月16日05時02分 気象庁発表

西日本から東日本では、17日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意してください。


[気圧配置など]

 17日にかけて、低気圧が西日本から東日本を通過し、低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。また、日本の上空約5500メートルには氷点下27度以下の、この時期としては強い寒気が流れ込むため、西日本から東日本にかけての広い範囲で、大気の状態が非常に不安定となり、積乱雲が発達する所があるでしょう。


[防災事項]

 西日本から東日本では、17日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

 また、降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。


[補足事項等]

 地元気象台の発表する注意報、竜巻注意情報、早期注意情報、気象情報等に留意してください。

 次の「雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報」は、16日17時頃に発表する予定です。