2日愛知、静岡などで線状降水帯発生、大雨被害

天気図、気象衛星画像、雨雲レーダー画像、洪水キキクル:気象庁ホームページより


昨日2日から今日3日午前中にかけて西日本から東日本の太平洋側では記録的な大雨となり、大きな被害の出たところもありました。


台風2号の東側では大量の水蒸気を含んだ南寄りの風が本州にかかる梅雨前線に向かって吹き込み、同じ位置で雨雲が次々と発達する線状降水帯が静岡、愛知などに発生しました。


今回は前線の北側はかなり冷たい空気に覆われ、南から台風の暖かく湿った空気が激しくぶつかることで雨雲が線状に発達しました。


この後北日本には冷たい空気を伴った低気圧が近づいて天気が崩れる見込みです。


西日本、東日本には6日頃から再び梅雨前線が停滞するようになり、曇りや雨の日が多くなりそうです。