30日㈮〜2日㈰にかけ西日本中心に大雨注意

天気図、予想天気図、週間予報解説資料:気象庁ホームページより


今日は地上天気図ではわかりませんが、西日本の上空には寒気を伴った気圧の谷が近づいており、西日本では今日いっぱい、東日本や北日本では明日にかけて大気の状態が不安定です。

気象庁より各地で雷雨、突風、ひょうなど激しい気象に関する注意情報が発表されています。


また30日㈮〜7/2㈰頃にかけて梅雨前線が本州付近に停滞して、暖かく湿った空気が流れ込み活動が活発となる見込みです。

西日本中心に大雨となるおそれがあり注意が必要です。


雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報 第2号

2023年06月28日05時00分 気象庁発表

西日本では28日夜遅くにかけて、東日本では29日昼前にかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、局地的な非常に激しい雨に注意してください。


[気圧配置など]

 29日にかけて、日本の上空約5500メートルに氷点下9度以下の寒気が流れ込む見込みです。また、日本の南の高気圧の縁に沿って、暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。このため、東日本から西日本にかけての広い範囲で大気の状態が非常に不安定となり、積乱雲が発達して雷を伴った激しい雨が降り、局地的には非常に激しい雨が降る見込みです。

 また、29日にかけて、上空の寒気が北日本にも流れ込むため、北日本では大気の状態が不安定となるでしょう。


[防災事項]

 西日本では28日夜遅くにかけて、東日本では29日昼前にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な非常に激しい雨に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

 また、降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。

 北日本でも、29日にかけて落雷や突風、降ひょうに注意してください。