天気図、雨雲レーダー画像、1か月予報分布図：気象庁ホームページより
今日も本州の日本海側にそって梅雨前線が停滞し、暖かく湿った空気が流れ込んで西日本や東日本で強い雨の降っているところがあります。
気象庁より西日本から東日本、特に九州の大雨に関する注意情報が発表されています。
大雨に厳重に注意してください。
6/29に気象庁より7/1〜7/30の1か月予報が発表されています。
期間を通じて東日本から北日本では暖かい空気に覆われやすく気温が高くなると予想されています。
また梅雨前線が本州付近に停滞し、また上空の寒気が南下しやすい状況が続き、全国的に降水量は多いと予想されています。
梅雨後半の大雨に注意が必要です。
大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第6号
2023年07月01日05時00分 気象庁発表
西日本から東日本では、１日は広い範囲で雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となるでしょう。西日本では土砂災害、低い土地の浸水、河川の氾濫に厳重に警戒してください。九州北部地方と九州南部では、引き続き、１日日中にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。
［気圧配置など］
前線が華中から日本海を通り、北日本にのびています。前線は、１日は西日本から北日本を南下する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため前線の活動が活発となり、西日本から東日本では広い範囲で大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
［防災事項］
西日本から東日本では、１日は広い範囲で雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となるでしょう。九州では、局地的に猛烈な雨が降る見込みです。西日本では、これまでの雨によりすでに土砂災害の危険度が高まっている所があります。
２日６時までの２４時間に予想される雨量は、多い所で、
九州北部地方、九州南部 ２００ミリ
東海地方 １８０ミリ
近畿地方 １５０ミリ
関東甲信地方、四国地方 １２０ミリ
北陸地方 １００ミリ
中国地方 ６０ミリ
の見込みです。
その後、３日６時までの２４時間に予想される雨量は、多い所で、
九州北部地方、九州南部 ５０から１００ミリ
の見込みです。
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
土砂災害、低い土地の浸水、河川の氾濫に、西日本では厳重に警戒し、東日本では警戒してください。
また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。降ひょうも予想されますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。