天気図、雨雲レーダー画像、予想天気図、天気分布予想図、気象情報:気象庁ホームページより
今日7/4も梅雨前線が九州南部にかかり、強い雨が降っています。
昨日の熊本に続き、今日も線状降水帯が発生し、災害級の大雨となるおそれがありますので厳重に警戒してください。
また上空に寒気がある甲信や東海地方では大気の状態が不安定で雷雨や突風、ひょうなど激しい気象に注意が必要です。
東海地方や近畿地方では日中の最高気温が35℃以上の猛暑日となるところがあり、高温に対する注意も必要です。
大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第6号
2023年07月04日05時01分 気象庁発表
九州南部では引き続き4日午前中にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
[気圧配置など]
前線が華中から九州南部を通り、日本の南にのびています。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、前線の活動が活発となっています。このため九州南部では、種子島・屋久島地方を中心に雷を伴った非常に激しい雨が降っている所があります。
九州南部の前線は、4日夜にかけて次第に不明瞭となりますが、4日夜には前線を伴った低気圧が黄海に進み、5日は日本海を北東に進む見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、九州では5日にかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
[防災事項]
九州南部では4日午前中にかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。また、九州では5日は、雷を伴った非常に激しい雨が降り、再び大雨となるおそれがあります。
5日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
九州南部 250ミリ
九州北部地方 80ミリ
の見込みです。
その後、6日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
九州北部地方 100から200ミリ
九州南部 100から150ミリ
の見込みです。
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。