7/12㈬北日本から西日本日本海側大雨に注意、激しい気象にも注意

天気図、雨雲レーダー画像、天気分布予想図、気象情報:気象庁ホームページより


今日も本州の日本海側には梅雨前線が停滞し、東北から北陸、九州で強い雨の降っているところがあります。

今日12日から13日にかけて北日本から西日本の日本海側中心に大雨となるおそれがあり注意してください。


また北日本から西日本では北日本にある上空に寒気を伴った低気圧、寒冷渦の影響で大気の状態が不安定です。

落雷、突風、ひょうなど激しい気象にも注意が必要です。


関東では今日も日中の気温が35℃以上の猛暑日となるところが多くなる見込みです。

日中の作業は避けると共に圃場の水涸れなどに注意してください。



大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第15号

2023年07月12日05時10分 気象庁発表

北日本から西日本では、日本海側を中心に13日にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、北日本から西日本では13日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。


[気圧配置など]

 梅雨前線が、朝鮮半島から東北南部にのびています。前線は東北北部に北上したあと、13日は次第に南下して朝鮮半島から東北南部付近に停滞するでしょう。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、また西日本から北日本の上空約5500メートルには、13日にかけて氷点下6度以下の寒気が流れ込む見込みです。

 北日本から西日本では、暖かく湿った空気や上空の寒気の影響で、広い範囲で大気の状態が非常に不安定となるでしょう。


[防災事項]

 北日本から西日本では、日本海側を中心に、13日にかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。これまでの大雨により、九州北部地方を中心に、地盤の緩んでいる所があり、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

 13日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、

   北陸地方        180ミリ

   東北地方        150ミリ

   中国地方、九州北部地方 100ミリ

 14日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、

   北陸地方        100から150ミリ

   東北地方、中国地方、九州北部地方 50から100ミリの

 見込みです。


 また、北日本から西日本では、13日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。東日本や北日本では、降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。