天気図、気象衛星画像、台風経路図、天気分布予想図、1か月予報分布図:気象庁ホームページより
台風6号は沖縄の北、奄美大島の西にあってゆっくり東に進んでいます。
気象衛星の画像では中心から西側の雲が薄くなり、勢力のピークは過ぎていますが、これから九州の南を通過したあと、北に向きを変えて西日本に接近、上陸するおそれがありますので進路の最新情報に注意してください。
一方北海道では前線が停滞し、活動が活発となっており、6日にかけて大雨が予想されており、気象庁より注意情報が発表されています。
3日に気象庁より8/5〜9/4の1か月予報が発表されています。
これまでと変わらず、日本の東海上の太平洋高気圧の勢力が強く、列島には暖かい空気が流れ込みやすくなっており、この先1か月も各地で気温の高い状態が続きそうです。
台風6号の影響や北海道に停滞している前線の影響に加え、列島には湿った空気が流れ込みやすい状態が続くため、1か月を通じた降水量は北陸を除き全国的に多くなると予想されています。
大雨に関する全般気象情報 第11号
2023年08月05日05時01分 気象庁発表
北海道地方では、6日にかけて土砂災害や低い土地の浸水に警戒し、河川の増水に十分注意してください。
[気圧配置など]
前線が北海道付近にのびており、6日にかけて北海道をゆっくり南下する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、北海道地方では大気の不安定な状態が続くでしょう。
[防災事項]
<大雨>
北海道地方では、6日にかけて日本海側を中心に、雷を伴った激しい雨が断続的に降り、大雨となる見込みです。
6日6時までの24時間に予想される雨量は多い所で、
北海道地方 100ミリ
7日6時までの24時間に予想される雨量は多い所で、
北海道地方 50から100ミリ
の見込みです。
土砂災害や低い土地の浸水に警戒し、河川の増水に十分注意してください。
北海道地方では、6日にかけての総雨量が8月の平年の一か月の雨量を超える大雨となるおそれがあります。